2020.08.24院長コラム
医師になって3年目くらいだったと思いますが、自分の送別会の時に、「医療は一人ではできません。」と言われました。その時は病院に勤務していたので、その意味を「病院には医師だけが行うものではなく、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、事務の方など患者さんにはいろんな方が関わることにより成り立っている」と自分なりに理解していました。
現在、診療所で毎日外来患者さんの診療をしていますが、必要があれば、患者さんを病院に紹介して、検査や入院をお願いしています。また在宅の患者さんであれば、地域のいろんな場所で活躍しているケアマネージャーさんや訪問看護さんと連絡を取り合って情報共有をしています。その方達の情報がなければ、在宅医療はできません。
当院は地域の中で地域医療連携を行う医療機関の1つして、様々な病院や訪問看護ステーションまた居宅介護支援事業所などと連携を図りながら、地域医療に貢献したいと考えています。