2025.12.25院長コラム
今年も年末12月になってしまいました。今年もあっという間の1年でした。
外来と訪問診療だけでなく、在宅患者さんの研究も行ってきました。
また訪問看護も立ち上げたので、忙しくも充実した毎日を過ごしてきました。
今年もいろんな患者さんのお看取りをさせていただきました。中には勤務医時代から診てきた患者さんも数人もいました。その中で感じたのは、当たり前のことではありますが、年齢がある程度上がってくると、年月とともに一歩一歩、死に向かって、着実にステージが進んでいくものだということです。
患者さんの元気だった頃を見ていると、自分も「このままずっと元気のままでいるのではないか」という錯覚に陥ってしまいます。
しかし、年齢は徐々に上がってくと、なんらかの病気にかかったり、徐々に歩けなくなって、食べれなくなって、最期を迎える時が来ます。
ただ、病気を治療することも大事ですが、大事と思うのは病気が見つかった時に本人・家族が治療を納得できるか、ADLが低下する状況で誰が生活を支えるか、どの時点で在宅医療に切り替えるかなど、本人・家族の状況が刻々と変わる中でいかに対応していくか、すなわち死に至るプロセスが大事ということです。
死は悲しいことですが、プロセスが納得できれば、本人・家族とも徐々に受け入れていくことができるのではないかと思います。今年もいろんな方にお世話になりました。来年も地域の医療に少しでも貢献できればと思っているので、今後もよろしくお願い申し上げます。