なかやま内科診療所|長崎市浜町の内科・循環器科・呼吸器科
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2025.08.26院長コラム
今回の院長コラムは、在宅で亡くなった患者様をご紹介致します。
97歳とご高齢で、慢性心不全はありますが、安定していました。 ご家族は日中仕事だったので、本人は日中は一人で過ごされていました。 病院からの紹介で在宅で心不全の管理を依頼されました。 往診初診日は、本人は機嫌悪く、なかなか話もできず、診察もなかなかさせていただけませんでした。
定期的に訪問しますが、家に入ると、「大丈夫です!もう結構ですから。」と帰されました。
十分な診察はできなかったものの、下肢浮腫はなく、息切れしている様子もなく、心不全が増悪していないことはおおよそ判断はできました。
訪問看護は拒否されていたので、家族とメールでやりとりして、ご本人の状況把握に努めました。
"病院には行きたくない""救急車は拒否"いわゆる医療側の言うことを聞いてくれない困った患者さんで手を焼いていました。 数ヶ月してから、結尿や誤嚥性肺炎を起こすようになり、ADLは低下みられたため、訪問看護を導入としました。
拒否するかと思いましたが、さすがに一人ではできないことも増えたため、介入拒否はありませんでした。タバコは室内でずっと吸い続けていました。訪問看護師介入で、いろんな苦情が出るのではないかと心配していましたが、それもなく、逆に我慢強く、「きつい、つらい」のような言動が全くありませんでした。徐々に食べない、飲めない状態になり、最後は老衰でした。
最後の最後までタバコは吸っていました。
救急車拒否については後日、「医療費がかかるから」と言われていたそうです。 何を思って亡くなったかは今となってはわかりませんが、自分の死生観があり、その通り亡くなっていったのだと思います。
在宅医療は本人の考え方、病気の種類、経過、また支える家族も複雑に絡んで、全員違う経過になるので、やっていてとても勉強になるし、やりがいがあります。
今後も時々院長コラムで報告したいと思います。
今回の院長コラムは、在宅で亡くなった患者様をご紹介致します。
97歳とご高齢で、慢性心不全はありますが、安定していました。
ご家族は日中仕事だったので、本人は日中は一人で過ごされていました。
病院からの紹介で在宅で心不全の管理を依頼されました。
往診初診日は、本人は機嫌悪く、なかなか話もできず、診察もなかなかさせていただけませんでした。
定期的に訪問しますが、家に入ると、「大丈夫です!もう結構ですから。」と帰されました。
十分な診察はできなかったものの、下肢浮腫はなく、息切れしている様子もなく、心不全が増悪していないことはおおよそ判断はできました。
訪問看護は拒否されていたので、家族とメールでやりとりして、ご本人の状況把握に努めました。
"病院には行きたくない""救急車は拒否"いわゆる医療側の言うことを聞いてくれない困った患者さんで手を焼いていました。
数ヶ月してから、結尿や誤嚥性肺炎を起こすようになり、ADLは低下みられたため、訪問看護を導入としました。
拒否するかと思いましたが、さすがに一人ではできないことも増えたため、介入拒否はありませんでした。タバコは室内でずっと吸い続けていました。訪問看護師介入で、いろんな苦情が出るのではないかと心配していましたが、それもなく、逆に我慢強く、「きつい、つらい」のような言動が全くありませんでした。徐々に食べない、飲めない状態になり、最後は老衰でした。
最後の最後までタバコは吸っていました。
救急車拒否については後日、「医療費がかかるから」と言われていたそうです。
何を思って亡くなったかは今となってはわかりませんが、自分の死生観があり、その通り亡くなっていったのだと思います。
在宅医療は本人の考え方、病気の種類、経過、また支える家族も複雑に絡んで、全員違う経過になるので、やっていてとても勉強になるし、やりがいがあります。
今後も時々院長コラムで報告したいと思います。